なぜ、0円で採用できるのか
- even if 代表 鈴木 翼
- 2024年8月15日
- 読了時間: 4分
こんにちは。
even if(イーブンイフ)代表の鈴木 翼です。
HPをご覧いただき、ありがとうございます。
0円で採用って、何を言っているんだと...求人広告に出すだけで数十万円~数百万円かかる時代です。エージェントを利用したら、採用確定すると年収の30%~50%を支払う必要があります。それを0円でやろうというのですから、そりゃあ怪しいですよね笑
0円で採用を思いついたきっかけ
私は、人材業界に13年以上身を置いています。言い方はアレですが扱っているサービスが【人】なので、イレギュラーやトラブルが毎日のように起きます。そもそも転職や採用って、着地に至るまで(就業開始)30ステップくらい踏みます。
◇応募
応募が来るか
応募者と連絡が取れるか
面談日を設定できるか
◇面談
面談日に来るか
キャンセルがないか
面談して希望にぶれがないか
人格、スキル共にクライアントへ提案できるのか
◇面接
面接日に来るか
キャンセルがないか
スーツは汚れてないか
忘れ物がないか
一次面接は通るのか
◇内定
連絡が取れるか
他社で内定が出てないか
本人から内定の意思確認が取れるか
◇契約
連絡が取れるか
契約内容に申立はないか
◇入社
当日くるか
急に嫌になってお昼消えないか
他の社員とは仲良くできそうか
体調不良にならないか
継続して就業できるか などなど

駄目になるポイントが多々あります。
いつ連絡がとれなくなるかわかりませんし、いつ本人から辞退の連絡を受けるかわかりません。それだけセンシティブなものですし、大げさな表現で言えば人生がかかっているものなので、そうなってしまいます。
人材サービスを展開していく中で、素晴らしい企業にたくさん出会いました。しかし、どの企業も社員を募集しているのですがなかなか人が集まりません。どうしても大企業に人が集まってしまい中小企業への応募数が伸びないのです。さらに、大企業では求人費に年間1000万円以上かけることがざらですが、中小企業ではそうもいきません。そうなると、我々人材サービス業に支払われる紹介手数料も大企業に比べて低い金額になります。その結果、中小企業の素晴らしい企業だと分かっていても、条件的に大企業へ提案ができる人材であれば、大企業に(ちょっと無理矢理でも)紹介してしまうことがありました。これはビジネスという側面があるので仕方ないことだと思っていました。
どうせやるなら思いっきり...と、「では、採用手数料を0円にしてはどうだろう」と思いつきました。それから、お付き合いのある経営者の方々にビジネスプランを伝えると、もちろん興味を持ってくれます。0円で採用できるなら嬉しい、そりゃあそうですよね笑。ただ皆さん「で、どうやってビジネスにするの?」と。私もそこは悩んでいました。はて、どうしよう。そこで思いついたのがサブスク(会員制度)でした。リアルでは交流会、そしてオンラインを組み合わせたコミュニティを作り、サブスク会員はすべて無料で参加ができて、さらに他の特典も付けて...ビジネスになるし、企業にとっては年間10万円ちょっとで採用のチャンスやビジネスマッチングができる。転職に興味がある人にとってはいきなり人事と会話ができたり、同じ思いのメンバーと情報交換ができる、これはもしかして...良い!
人と会うことから全てがはじまる
まさにこれは、私の人生です。
ターニングポイントでは常に人が関わってきました。誰かと会うことで、新しい発見や方向性が見つかる、誰かと会うことで悔しくなり、それをバネに普段以上の力が出せる。そんなパワーを貰えるのがリアルで人と会うことだと思っています。よく、コンフォートゾーンという言葉を聞きます。心地よい場所みたいなイメージでしょうか。SNSでは自分と似たような意見の人とだけコミュニケーションを取り、会社では話しかけづらい人とは会話をせず、自分の世界で生きていく、これは見ようによってはストレスがかからず心地よい世界かもしれません。ただ、自分と違う意見を持つ人やなんとなく苦手だと思う人と積極的にコミュニケーションを取ることってターニングポイントになるんです。
どんなにAIやリモートが発達して、生身のコミュニケーションをとらなくてもビジネスが進む世の中になっても、泥臭いリアルなコミュニケーションって一瞬でビジネスを加速させると思っています。また、同時に人間関係も加速させます。相手の目を見て、想いを感じ取って、一緒にビジネスを進めていける関係が生まれるのは、やはりリアルなんじゃないかなって思っています。採用したい企業の皆様、転職に興味がある皆様、ぜひ会場であなたのリアルをぶつけてください。
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